ゲーム障害、ゲーム依存症とは何か。また、治す、予防する為には何をどうするべきか。
おはろうと!
僕のブログを読んでくださってる方の多くは、
ゲームが好きで、かなりやっている人が多いと思います。
僕も好きで結構やっているんですけどね。
しかし、ゲームは楽しくもあり、非常に怖いものでもあります。
ゲームが怖いものである最もな理由は、
ゲーム障害、ゲーム依存症
というものが存在しているからだと言えます。
そこで今回は、
ゲーム障害、ゲーム依存症とは何か。またそれらを治す、予防する方法について話していきます。
- ゲーム障害、ゲーム依存症とは何か。
- ゲーム障害の症状と、及ぼす影響。
- ゲーム障害の治療方法。
- ゲーム障害の予防方法。
1.ゲーム依存症、ゲーム障害とは何か。
まずはここをしっかり抑えましょう。
ゲーム依存症(ゲーム障害)とは簡単に言うと、
日常生活に支障が出るほど、ゲームをやり込んでしまうということです。
WHOの、※国際疾病分類 第11版(ICD-11)を素にもう少し詳しく話をしていくと、
※(国際疾病分類 第11版とは、世界的な健康動向と統計の識別の基礎であり、病気や健康状態を報告する為の国際基準である。)
仕事、学校、家庭などに支障が出てしまうくらいにゲームをやり込んでしまい、また、ゲームをする時間を制御できなくなる、マイナスな結果が出ているにも関わらず、ゲームを継続的にやってしまう、それがエスカレートしてしまうほど、ゲームの優先度が高くなってしまう。
ということです。
ゲーム障害は、立派な精神障害です。
2.ゲーム障害の症状と、及ぼす影響。
ゲーム障害になってしまうことで、
身体的、精神的にかなり悪影響になってしまいます。
私達の行動の脳は、前頭前野と大脳周辺縁系によってコントロールされており、大脳辺縁系は、「本能」 「感情」をつかさどっています。
通常は前頭前野の働きの方が優勢ですが、ゲーム障害が起きると、前頭前野の働きが悪くなり、大脳辺縁系による「本能」 「感情」に支配され、依存状態から抜け出すことが難しくなってしまいます。
わかりやすく言うと、
本能的にゲームのコントロールができなくなったり、それによって、引きこもったり物や家族に当たったりしてしまうということです。
勿論、その他の症状は先程も言ったように沢山ありますが、特にこの辺が出てたら危ないです。
ちなみに、ゲームを含めた、ネット依存
にかかっている人は、成人で、推定421万人、
中高生で、93万人 もいるそうです。
(ネット依存の9割がゲーム依存だそうです。)
ゲーム障害のある人の特徴として、コミュニケーションに対して苦手意識を持っている人が多くいるそうです。
参考文献⤵︎ ︎
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_883.html
3.ゲーム障害の治療方法。
ゲーム障害を克服する為には、
病院に通い、診察、カウンセリング、デイケア、場合によっては入院療法を必要とします。
当たり前の話かもしれませんが、入院療法を利用することになると、
ゲームなどのオンライン機器は使えなくなります。
しかも、入院期間は推定2ヶ月ほどだそうなので、
その間全く使えないことになります。
ゲームが好きな人からしたらそれは辛いですよね。
ここから、僕が考える治療方法なんですけども、
まあゲームって楽しいですよね。物によるかもしれませんが。
楽しいから依存してしまう。
なら、他に楽しいことを見つける努力をすることは大切だと思います。
これは、家族も協力すべきです。
ゲーム以外の趣味を親自身が見つけて、それを子どもにもやらせてみる。
そっちの方が楽しければ、ゲームをする時間も減って、依存も解消できる。
しかし、ゲーム障害にかかっている人の中の多くは、
家族とコミュニケーションをとらないんですよね。
なので、家族とのコミュニケーションをとってもらえるようにする為に、
ゲームの楽しさに家族が共感する、信頼を得てもらう為にしっかり話をしてみる。
といったことが大切になると思います。
スマホ等々のゲームに対して否定的な言葉の向け方をすると、ゲーム障害になっている本人も家族に対して感情的に否定してしまいがちです。
治療をするために、あえて家族が、ゲーム障害になっている本人がやっているゲームを買ってプレイして、実際に楽しんで共感し、話を盛り上げることも大切だと思います。
ゲーム障害になっている人の多くは、学校等々上手くいかなくて、ゲームも向き合うしか選択肢がなくなってしまっていると思います。
唯一の救いの手に共感してもらえれば、本人も心が寄ってくるかもしれません。
しかし、医学的な根拠も一切ないので、参考程度にしてもらえたらなと思います。
4.ゲーム障害の予防方法。
ゲーム障害を予防するために、
- ゲームをやり始める年齢を遅くする。
- 1日のプレー時間や場所、時間帯を決める。
- ルール作りには、子どもの意見も尊重する。
- リアル生活の充実をはかる。
といったことが大切になります。
とはいえ、1や4は物理的に難しい場合もあると思うので、2や3を積極的に行っていくことが大切になります。
ここからもまた、僕の完全な意見となりますが、
ゲームは、結局1人でやるよりも人とやった方が楽しいので、使い方を教えがてら、家族でゲームをやることが大切だと思います。
家族がしっかりゲームの使い方をわかっていれば、予防できることになります。
ここを詳しく話していくと、
家族でゲームをやる楽しさを覚えたら、家族がゲームをできる時間にしかやらなくなります。
家族がしっかりゲームの使い方をわかっていれば、自然な流れでゲームを使う時間を調節することができます。
特にまだ小さいうちは、子どもと相談しながら、1日にやれるゲームの時間を設定して、それにプラスアルファで、家事の手伝い等々、何かする毎にゲームができる時間も増えていく。
こうすれば、ゲームをやる為に家事等々も手伝うようになり、手伝っているうちに、自然とゲームをする時間も調節できるようになります。
こういった感じで、予防することもできると思います。
あとは、家族でしっかりルールや時間帯、場所を話し合って決めておけば、ゲーム障害になることは減ってくると思います。
最後に、
僕も今考えてみれば、これまでゲーム機等々自分で一切持ったことなかったままの僕が高校1年生になって、スマホを手にした時に、
ゲーム障害になっていたと言ってもおかしくないくらスマホを触っていました。
それくらいゲーム機は怖いです。
確かに、ゲーム機等々を触らせ始める年齢を遅くするのも大事ですが、
僕の体験談的に、
遅くし過ぎも危ないと思います。
ゲームの使い方を知らないまま親の教育から離れ始める年齢になって触る方がハマりやすいです。
その子本人がゲームに対して無関心ならまだいいんですけど、
ゲームが好きだけどやらせてもらえない場合だと、
溜まってきたものが爆発して、圧倒的に長い時間を触ってしまうようになるのでね。
なので、個人的に、反抗期に入る前くらいから触らせて、教え始めるのが理想かなと思います。
今後もこういったブログをアップしていくので、今後もよろしくお願いします!
久しぶりの投稿でした!おやすみ!
#すぷろうと